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【マリオン・コティヤール第3弾】パリと夢に恋してみましょうよ。~Midnight in Paris~【ミッドナイトインパリ】

こんにちは!

 

今回は私が非常に好きなフランス人女優のマリオン・コティヤール

出演する映画をご紹介する第3弾になります。

 

これまでの2つは以下を参照ください。

www.inutokawauso.com

www.inutokawauso.com

 

そして今回はパリを愛する人気の映画脚本家でありながらも、

冴えないパリが大好きな文学作家がパリで時を超えて旅する映画

「ミッドナイトインパリ」をご紹介したいと思います。

 

概要

ミッドナイトインパリは2011年に海外では公開され、

2012年に日本で公開されました。

監督は数多くアカデミー賞にノミネートされているウッディ・アレン

彼らしくスペイン製作でパリで撮影したアメリカ映画。

アカデミー賞脚本賞を受賞しています。

 

キャスト

ギル・ベンダー・・・オーウェン・ウィルソン(『カーズ』のマックイーンの声をやっていた方です。)

(ギルの婚約者)イネス・・・レイチェル・マクアダムス

(イネスの友達)ポール・・・マイケル・シーン(『トロン』に出ていました。)

(ポールの彼女)キャロル・・・ニーナ・アリアンダ

ヘミングウェイ・・・コリー・ストール(『アントマン』に出ていました。)

アドリアナ・・・マリオン・コティヤール

ダリ・・・エイドリアン・ブロディ(『戦場のピアニスト』で史上最年少アカデミー主演男優賞を受賞したあの人です。)

 

知っている限りの知識を振り絞りましたが、

このように結構豪華なキャストなんです。

 

そしてここからもお分かりいただけるかと思いますが、

偉人というか歴史や音楽の教科書なんかに出てくる人たちがたくさん出てくるんです。

 

あらすじ

ギルは大人気の映画脚本家でありながら夢である作家としての道を歩もうとしている。

そんな彼はパリという街が大好きであった。

雨の似合うパリは文学派の彼にはたまらないようである。

 

彼の婚約者であるイネスとその両親と4人でパリに来ていた。

 

夕飯を食べていると、イネスの友人であるポールとキャロルと偶然会う。

 

ポールは大学の講義に招待されるような博識で社交的な人間であるが、

少し嫌味的なタイプでギルは男として負けたというような苛立ちを覚えていた。

 

何よりイネスがポールのことを褒めたり仲良くすることに嫉妬のような苛立ちがあった。

 

ワインの試飲会に参加した後に、

ポールはイネス(ギルも?)をダンスに誘う。

 

ギルは当然断る。

イネスは行った。

 

ギルは一人で帰っていると、道に迷い、道端の階段に座っていた。

 

0時の鐘が鳴った時、

1台の車がやってきた。

 

中からはギルを誘う声がした。

 

その車に乗り、つれていかれたのはどこかのダンスパーティ会場。

 

そこで彼が出会ったのはアメリカの作家であるフィッツジェラルド

 

そして彼らに次ぎにつれたいかれたバーでは

ヘミングウェイに出会う。

 

次の日も夜に同じ場所にいると、

車がやってきて不思議な世界へと迷い込むことができるようになる。

 

ピカソダリといった文化人にたくさん会うことができた。

 

そんな中でアドリアナという女性に出会う。

 

彼女は妖艶といった感じで、知的で色気のある女性であった。

なにより彼女もパリが好きであった。

 

気づけばギルは彼女に恋心を抱いていた。

 

感想

さて、ここからは私の感想です。

少しネタバレ感もあるのでご注意ください。

 

まず、この映画全体としてはオーソドックスなファンタジー映画というようなところですかね。

あらすじだけ言えば、過去に迷い込んで恋に落ちるというもの。

 

しかしこの映画の特徴は

非常にテンポよく、言いたいことが最後に詰まったなかなか見ごたえのある映画

という点だと思います。

 

主人公は彼の心情の変化を追うことが簡単なほどの子供のような人間であり、

夢と憧れに強く人間であるという個人的にはかなり感情移入することができたのも大きかったかなと思います。

 

パリに憧れ、パリの黄金時代を経験したいと強く願う彼は

実際にその時代に迷い込むことができました。

 

そこで出会った美しき女性もまたパリに恋する仲間でした。

 

しかし彼女は黄金時代に生きているにも関わらず、

彼女は中世の時代に憧れている女性でした。

 

そこで彼は気づくのです。

 

結局ないものねだりなのだと。

 

現在とは不満なのものであり、

過去の幻想に惑わされてしまうのだ。

 

歴史の教科書に載っていることなんてきっとその時代の1%にも満たないのではないでしょうか。

 

大きな出来事はわかりますけれど、

その時代に生きる人のリアルな生活なんてわかりませんよね。

 

結局その時代のいいとこをすくい取って、

断片的な情報をもっていい悪いの話をしているだけなんですよね。

 

この映画は皮肉が聞いていますよね。

 

結局過去の人も過去に幻想を抱いているんですから。笑

 

人の考えなんてそんなもんなんですよね。

 

日本を出て海外で生活することに憧れますが、

これだってきっと同じなのではと思ってしまう。

そんな私はドイツに移住することに憧れております。。。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

ちょっとせつないまとめ方になってしまいました。笑

 

いえ、いいんです。

どんな夢でも夢は夢ですから!

 

ちょっとパリの街並みを見ながら心を豊かにできる映画だと思います。

何より話自体も面白い。

 

全然見て損する映画ではないと断言できます!

ぜひぜひ約90分の映画ですから見てみてください!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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